チャレンジテストとコロナでの混乱

テスト体制の弊害は限りがない。9月2日に行われる府のチャレンジテストについて、こんな話まで聞こえてきました。

ある生徒に濃厚接触の疑いがあると言われたその保護者(陽性との判断は出ていない段階)、チャレンジテストを受けないと受験に不利になると心配し、学校に受けさせて欲しいと強く要望。市教委は学校に別室で受けさせるように指導したようです。

その生徒の登下校も心配ですが、周りにも配慮して安全に“別室”へ来たとして、誰がどんな風に試験監督するのでしょう。他の生徒や教職員に感染は大丈夫なのでしょうか。市教委から誰かお世話に来てくれるのかな?

文科省の先日の通知では、このようなケースは出席停止。組合を通じて府教委に問い合わせると、チャレンジテストは後日受験もできるとのこと。当日受けなくても不利にはなりません。

このことに限りませんが、誰がどのように判断するのか、透明性が大事ですね。
身近でいろいろな事がおこりますが、オヤッ、ナゼ?と思ったら、組合へ相談してください。吹田の仲間、いや大阪や全国の仲間の応援がきっとありますよ。

【参考】吹田市教委の対応
分散登校期間中(9月2日~9月10日)の教育活動について

 

<追記 8/31夜> 市教委の話(釈明?)が届きました。曰く「生徒や保護者から希望があった場合は拒否するのではなく、こんな対応もできますよと説明しているだけです」とのことです。本当ならば信じられないですね。現場に判断を任せている、まぁいわば丸投げ・無責任のように見えます。まず第一に保護者へは、当日受けずに後日受けても不利はないと伝えたのか? 伝えるように現場に“指導”したのか? もしも受けるという場合、現場で必要な対応をどう考えているのか? 感染が広がる恐れ、あるいは広がらないという判断はどのようにしたのか? その判断は現場や保護者に伝わっているのか?

上記の【参考】のリンク先にある市の当面の方針には、もちろん問題点や矛盾点も考えられると思います。一度ぜひご覧になってみて下さい。もしも吹田市にご意見を届けたい方は、市の投稿フォームなどを利用しても良いでしょう。ただし次の投稿フォームからのメールでは市教育委員会への直通ではなく、まず市民総務室へ届くそうです。 >>> 「市政に対するご意見・ご要望(市民の声)送信フォーム

 

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