ふ~ん

44台収納保管庫は税込み316,800円もするのか・・・有効利用できると良いですが。

それにしても、延長コードでつぎたした配線ブラブラはお粗末。壁がコンクリートだから、とめることもできないで、黒板の下に延びている。これは早急に対処して固定して欲しいです。

そして、狭い教室に保管庫は場所とって困る。20人学級ならいいけど、40人ではつめつめ。しかも子どもたちが生活する場に金属の大型ロッカーは似合わない。せめて木目模様なんていう保管庫なら、うるおいもチョッピリうまれることでしょうに。

全国どこもこんな様子でしょうか。前倒しになったGIGA構想だから、とにかく急いで導入したのでしょうが、中身はBen***seへ丸投げかな。市の担当者は、「いろいろと使ってやってみてください」って。もともと授業の必然から来たものではなく、初めにITありきですね。これがあれば、こんなこともできますって。本末転倒。ITとか今後の世界を見定めた教育は必要でしょう。でもそれは現場の教師が主体的に研究・構想して、必要だとなったら、行政がバックアップしてくれればいいこと。つまり条件整備ですね。方向が逆だから、「とにかく使って試して下さい」などと寝ぼけたこと(失礼!)を言っているわけですね。まだどうなるか、何ができるのか、誰も明確なビジョンは持っていないのでしょう。いやはや。

保管庫で、一応、機械は大事にされてますが、子どもや教職員はどうなのでしょうか。振り回されている面もある。保護者に使用承諾書をとるとか、シール貼りから貸し出しの管理など、事務的な煩雑さは山のようにある。もともとはただの文房具、便利に使えば使える道具です。また、逆に言えば、存在すら気にせずにいつでも気軽に使えなくちゃならないもののはず。子ども同士が生活する場で使うのだから、親が補償っていのもおかしな話。 どうせなら落としても大丈夫なミリタリー仕様(!)の防水端末にでもしたらどうでしょう。優に3倍ぐらいは費用がかかるでしょうけれど。

<追記>

 前記で、「どうせなら落としても大丈夫なミリタリー仕様(!)の防水端末にでもしたらどうでしょう」と書きましたが、今回導入されたiPad本体は市販されている最新の第7世代であり、当然防水ではありませんが、キーボード付きカバーの方はMIL規格に準拠ですって。つまりアメリカ軍の納入機器に要求されるスペックと同等のようです。

 メーカーの仕様などを読むと、防塵耐水設計のキーボードと一体型のケースで1.2メートルの高さからの落下に耐え、土や砂ぼこり、水濡れや泥にも耐えられるようにキーボードの表面が覆われているそうな。まぁケース分の価格の上昇は1.5万~2万ぐらいかな。でもこのケースの補償期間は2年間とのことだから、小学校で6年間使うとなると途中で替えなくてはならないかも。つなぎ目などは破れるかもしれないし。・・・・あ、そもそもiPadそのものが2年も経てばずいぶんと性能が良いのが出ているだろうから、使いたくなくなるでしょうね。そうなれば、ケースの補償が2年間というのは妥当な線か。キーボードへ給電する内蔵の充電池だって当然2年も毎日使っていれば劣化するだろうし。

ちなみにこのケースは、iPadとセットにして「GIGAスクール」案件を扱う販売代理店でのみ販売。一般に販売する予定はないそうです。(追記1/11)

ふ~ん” に対して1件のコメントがあります。

  1. 石西 より:

    なるほど!
    何と 付け焼き刃なこと!

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